こんな時期だから…趣向を変えた“花見酒”はいかがでしょうか。

今年の桜前線は、全体的に少し早め。東京は、観測史上最速を記録。

寒さも和らぎ、
春のぽかぽか陽気に誘われて、
桜前線も北上中です…
春先の新聞やテレビの常套句。

この季節、桜の開花予想にはじまり、
開花宣言が行われた後、
満開予想に続くのが、
歳時記のひとつとして
根付いています。

この“桜前線”とは、
日本各所の桜の開花予想日が
同じ地点を結んだ線のことで、
天気図の前線とよく似ていることから
桜の開花に応じて“桜前線”と
呼ばれるようになりました。

桜の開花予想をはじめとする観測は、
気象庁が1955年(昭和30年)から
東京を中心に開始していましたが、
民間の気象関連事業者が
同様の情報提供を
バラエティ豊かにはじめたため、
2009年(平成21年)を最後に終了。

気象庁では、
桜の開花や満開の予想はやめたものの
、日本全国に点在する標本木に
花が5〜6輪咲いた状態を“開花”、
80%以上咲いた状態を“満開”
と定義づけた桜の観測は
引き続き実施しています。

ちなみに“開花宣言”という表現を
気象庁では使っていません。

“桜前線”は、3月半ば過ぎに
九州、四国から北上をはじめ、
5月初めごろには
東北地方を経て北海道に上陸。

そして5月中旬以降に
北海道の最果てに到達する
というのが、一般的な“桜前線”の
進行ルートとタイミングです。

ところが、今年の桜は
北上とは行かず、
2020年(令和2年)最初の
開花宣言は、東京の靖国神社。

観測史上最速の3月14日で、
平年差で12日も早い
宣言となりました。

3月末の週には桜前線が
北上をはじめ、全体的には
例年より少し早い開花宣言が
行われました。

桜の開花を左右するのは、
夏から春にかけての
気温上昇の動きです。

気温の高い夏から秋にかけて
桜の花芽がつくられ、
2〜7℃の真冬の厳しい寒さに
一定期間さらされることで休眠し、
その後の気温上昇とともに
花芽が目覚め、
早春につぼみが膨らんで開花します。

とくに休眠状態にある
冬芽や種子、球根などが、
気温上昇などの特定の刺激を
受けることで活動状態に戻ることを
“休眠打破”といいます。

全国的には少し早い
開花となりましたが、
九州南部では
暖冬の影響を受けたことで、
つぼみの“休眠打破”が遅れ、
開花も少し遅れ気味となりました。

桜の開花から満開まで約1週間。

4〜6日頃あたりが5〜7分咲き、
8分咲きを越えると満開。

桜が散りはじめる桜吹雪の時期など、
満開から約1週間は花見が楽しめる
といってもいいでしょう。

ネット通販を利用。桜のミニ盆栽と菊正宗で“小さなお花見”を。

新型コロナの影響で、
不要不急の外出や集団で集まること
への自粛要請もあり、今年の
花見事情は例年とは異なります。

とはいえ、通りがかりに花を見ること
への制限はなく、
逆に桜の花に集中できる分、
いつもの年より桜そのものを
純粋に楽しめているように感じます。

また買い物に不自由さを感じる
外出自粛の今、ネット通販が
日々のくらしに浸透していることで、
不便さは幾分緩和されている
といえるでしょう。

ということで、
昨今の盆栽ブームということもあり、
桜のミニ盆栽のネット購入
というのもありかもしれません。

こちらなら開花シーズンを
過ぎた今でも、
盆栽向きの桜の品種
ということで、届いたときに
桜が開花しているという
期待も持てます。

サクランボが実る品種などもあり、
とくに無趣味の方には、
趣味をはじめるいいキッカケ
となること請け合い。

鉄道模型の小さな人形を配置して
シーンを演出した“マン盆栽”
というのも静かなブームと
なっているようです。

併せて、菊正宗のネット通販を
ご利用いただき、
家族だけで楽しむ
“小さなお花見”の開催
はいかがですか。

180㎖5種を組み合わせた
ネオカップセットや、
今だけの数量・期間限定蔵出し
「純米大吟醸 無濾過原酒
20歳の山田錦物語」など、
春先ならではの華やかでフレッシュな
お酒も取り揃えています。

日々、新型コロナ対策の
さまざまな意見が交わされる中、
眉間にしわを寄せた繰り言だけでは
心が保てません。

今しなければならないことを前提に、
できることや
楽しみを見つけることが、
輝ける明日へと
繋がっているように感じます。