謎を秘めた
味わいの余韻。
兵庫県三木市吉川「嘉納会」特A地区産山田錦100%使用。
酒質は?精米歩合は?謎に包まれた新しい日本酒の楽しみ方。
積み上げた菊正宗の伝統を凝縮し、今までにない魅力を存分に味わえる、この季節限定のお酒です。
毎年人気の秘密はこちら可惜夜の特長
「嘉納会」特A地区産山田錦100%を使用。それ以外は謎のお酒。
すっきりとフルーティーな鼻に抜ける香りと口に広がる深い味わいは、上品な余韻をお楽しみいただける、より磨きのかかった美味しい酒質に仕上がっています。
美人画家「北野恒富」のラベルに圧巻。
可惜夜のラベルは、北野恒富の美人画です。大阪・高津宮の参道に 彼の筆塚が建立されて令和元年6月1日に60周年を迎えました。
この筆塚は、彼の十三回忌に、大阪の知識人や弟子たちによって、彼が使っていた絵筆を納めて建立したもの。祭典当日、彼の孫にあたる北野悦子さんが、ご自身の孫とともに参列されました。
高津宮の小谷宮司によって祭典が執り行われた後、北野恒富研究の第一人者である大阪大学・橋爪節也教授による記念講演が開催。彼が遺したラフスケッチなどが紹介され、独特な構図や圧倒的な画力は、圧巻そのもの。彼の描く女性の物憂げな表情は、その女性の物語を感じさせてくれます。
今年も、新しい可惜夜を飲りながら、恒富の世界に漂うひとときをお楽しみください。
贈り物としてもおすすめ。
謎に包まれたお酒「可惜夜」。お酒好きな方への贈り物としても、自信を持っておすすめできます。心のままに、味わいをお楽しみいただけます。
- ●普通のお酒に飽きてきた方に
- 毎年季節限定で販売される可惜夜。年によって酒質や味わいも異なりますので、飽きずにお楽しみいただけます。
- ●フルーティーな香りのお酒がお好きな方に
- すっきりとフルーティーな鼻に抜ける香りと口に広がる深い味わい、上品な余韻をお楽しみいただけます。
隈なき良夜を「可惜夜」と
歌に詠んだ万葉の時代。
心を向けながら、じっと耳を傾ける。
あたら夜の 月と花とを 同じくは あはれしれらむ 人に見せばや
源 信明「後撰和歌集」
惜しいばかりのこの良夜(あたらよ)の月と花を 同じ見るなら
情趣を分かってくれる人 あなたにも見せて 一緒に味わいたいものだ
万葉の時代。
日本人は闇を照らす月を見上げて想いを馳せ、その隈なき良夜を「可惜夜」 と歌に詠みました。明けてしまうのが惜しまれる夜。
一方、現代はますますそのスピードをあげて、 昼夜の区別なく、人生を消費するかのようです。
昔も今も日本酒を“醸す”ことには、微生物たちの神秘の営みが複雑にかかわっています。
ゆっくりと、心を向けながら、仕込みタンクがつぶやく声に、じっと耳を傾ける夜。
そうして360有余年培ってきた技術を礎とし、研鑽を重ねた最先端が、限定生産の「可惜夜」です。 菊正宗の“今、このとき”を表現いたしました。心のままに、 無垢なる味わいを妨げぬよう、造りの詳細は非公開といたしました。
小さな遊び心としてお楽しみいただけたら幸いです。