創業360周年、辛口ひとすじを今に伝える。
明治期に入り、8代目嘉納治郎右衞門(秋香翁)が、「どうしても良い酒を造る」という信念のもと、巨費を投じて酒質の向上改善に取り組み、業界に先駆けた技術改善などで、さらに品質を高め、今日の基礎を築きました。また、秋香翁は、私立灘高建学の祖(設立代表者)としても尽力しました。 昭和の混乱期にも、困難のなかで品質の保持につとめたことは、昭和24年に業界新聞が行った6大都市での世論調査でも明らかです。それは「売りたい酒」「品質のよい酒」に対する調査ですが、菊正宗はいずれも3都市でトップ、総合でもトップの座を得ていることからも、酒販店も認める品質と人気の高さがうかがえます。 このようにプロが認める菊正宗の品質とはいったい何なのか。その答えのひとつに「辛口ひとすじ」ということが挙げられます。辛口の酒を造りつづけることに誇りを持った杜氏が、江戸時代より守りつづけた「生酛造り」で醸した日本酒は、飲み飽きしない辛口のお酒であります。この「辛口ひとすじ」の姿勢を菊正宗は今後も大切にしたいと存じます。 |
メンテナンスのご案内
下記の時間帯はアップデートに伴うメンテンナンスのため、ネットショップをご利用いただけませんのでご了承ください。
2021年1月21日(木) 午前01:00 〜 午前07:00