アルファ、ベータ、ガンマ…変異株へのギリシャ文字使用には、理由がある。

ギリシャ文字使用には、変異株発見国への配慮が。

新型コロナウイルスが、
世界的に感染拡大している
要因のひとつに、
次々と世界各地で発見される
変異株の存在があります。

コロナ禍当初は発見された国名を
冠して呼んでいましたが、途中、
“N501Y型”
などの学術的な呼称を経て、
今年5月、WHO(世界保健機関)は
ギリシャ文字を使った
新しい命名システムである
「WHOラベル」を発表。

これを境に、
“英国株”は“アルファ株”、
“南アフリカ株”は“ベータ株”、
“ブラジル株”は“ガンマ株”、
“インド株”は“デルタ株”へと、
変異株の呼称は置き換わりました。

この「WHOラベル」の採用は、
特定の国名をウイルス名称に使うこと
による偏見や差別を回避するという
意味があります。

新たな変異株を見つけても、
公表することで自国名がその変異株に
冠されることを懸念して
消極的になる国が出ることを
防ぐための対応策ともいえます。

また、ギリシャ文字はシンプルで、
言いやすく、覚えやすいというのも
採用された理由のひとつ。

この新しい呼び方を選ぶにあたり、
“命名の専門家”や
“命名法の法律家”
“ウイルス分類学の専門家”を始め、
主要国の代表などが招集され、
慎重な議論を重ねて命名されました。

変異株の命名にあたっては、
“α(アルファ)”、
“β(ベータ)”、
“γ(ガンマ)”、
“δ(デルタ)”…と、
順番につけられ、
現時点でもっとも新しい変異株は
“μ(ミュー)”とのこと。

4番目デルタから、
12番目のミューに飛ぶのは何故?
実は、これには理由があります。
WHO(世界保健機関)では、
警戒レベルを2段階にランク設定して
変異株のカテゴライズを
行なっていることに、
そのヒントはあります。

         

  • 「VOC(Variants of Concern
    /懸念される変異株)」

もっとも警戒度の高い
“国際的な重視が必要なほど、
高い感染力やワクチン効果への
影響がある”変異株。

“アルファ株”
“ベータ株”
“ガンマ株”
“デルタ株”
の4種類。

         

  • 「VOI(Variants of Interest
    /注目すべき変異株)」

VOCより警戒レベルが一段下の
“感染力が変異した可能性があり、
複数の国で感染が拡大している”
変異株。

“イプシロン株”
“ゼータ株”
“イータ株”
“シータ株”
“イオタ株”
“カッパ株”
“ラムダ株”
“ミュー株”
の8種類。

“デルタ株”以降は、
地域が限定される変異株の発見のため
ワンランク下の警戒レベル
「VOI」に分類。

つまり、
緊急性を伴わないこともあって、
大きく報道されていなかった
ということになります。

ギリシャ文字は全部で24種類。

今のところ、折り返しとなる12番目の
“ミュー株”まで見つかっているので
残すところ、あと12種類までは大丈夫
といえます。

万が一、
ギリシャ文字を使い切った場合、
次は星座名を使用するというのが有力
との報道が一部であったようです。
できることなら、
ギリシャ文字を使い切る前に
収束して欲しいと願うばかり。

 

ずっと以前から、日本に馴染んでいるギリシャ文字。

ギリシャ文字は、何も、
こういう場合に使われるだけで
はありません。

ずっと昔から、私たちの生活の中には
数多くのギリシャ文字が溶け込んで
使われています。

例えば、理数系の分野。

電気抵抗の単位として使われる
オームは“Ω(オメガ)”を記号とし
小さな単位の頭につくマイクロは
“μ(ミュー)”の記号を使います。

円周率に使われる“π(パイ)”は
有名なところ。

角度の表示に用いられるのは
“θ(シータ)”で、
傾斜角を求める計算式に利用。

標準偏差の
“δまたはΔ(デルタ)”は
統計学の分野で活用されています。

エクセルで表計算をする際、
合計を求める際に使用するのが
“Σ(シグマ)”ボタン。

また、一般の方には、
ややチンプンカンプンですが、
関数や演算分野では、
総乗計算の“Π(パイ)”や
“λ(ラムダ)”計算、
“χ(カイ)” 二乗分布、
“γ(ガンマ)”関数
などがあります。

建設図面とかに円の直径を表す
記号として使われている
“φ(ファイ)”は、
よくパイと誤読されます。

しかし正確な読みは「マル」。

0と区別をつけるために
“○に/(マルに斜め線)”で、
パソコン入力などの際に、便宜上、
“φ”で代用しているとのこと。

単位はmmで、
“φ5mm”と書くのが正しい流儀
だそうです。

車業界でも、
トヨタの“アルファード”をはじめ、
昔の名車、三菱ギャラン
“Σ(シグマ)”と“Λ(ラムダ)”
海外に目を移すと、
名車中の名車とされる
ランボルギーニ“ι(イオタ)”。

イタリアの名門の車メーカーの
ランチアでは、ギリシャ文字を冠した
車名が10種以上あり、
現在フィアットグループに吸収されて
同傘下のクライスラー
“ε(イプシロン)”として
販売されています。

皆さんご存知のものを上げると、
リラックスした時の脳内波形
“α(アルファ)波”、
瞬間接着剤の
“アロンα(アルファ)”、
パソコンソフトの試用バージョンの
“β(ベータ)版”、
緑黄色野菜に含まれる栄養素
“β(ベータ)カロテン”、
脳腫瘍などの病巣を焼き切る
“γ(ガンマ)ナイフ”、
映画にもなった米陸軍特殊部隊
“Δ(デルタ)フォース”、
JAXA開発のロケット
“ε(イプシロン)”、
人気アニメの
“Ζ(ゼータ)ガンダム”
“ν(ニュー)ガンダム”など、
情報発掘をし始めると、
ゴロゴロ出てくる
ギリシャ文字を冠したネーミング。

アルファベットそのものが
“α(アルファ)”と
“β(ベータ)”を
組み合わせた言葉。

さらにギリシャ文字には、
それぞれが“小さい”、“まとめる”
などの意味を持つため、
深いネーミング要素となるのも
使われる理由のようです。

2021/10/21 16:30申込締切_菊正宗_自宅でWeb蔵見学視聴と百黙etcが飲める「酒サムライ あおい有紀のSAKE webinar 第2回」

「酒サムライ あおい有紀のSAKE webinar」のシリーズ第2弾!
兵庫県出身、酒サムライ・フリーアナウンサーのあおい有紀さんがナビゲーターを務め、オンライン中継にて“今、気になる酒蔵”を紹介する企画。

この度、第2回目のゲストとして「菊正宗酒造」が出演いたします。


○このイベントの目玉○

  1. 通常通信販売で手に入らないお酒
    「百黙 純米大吟醸」を含む菊正宗の銘酒を事前にご自宅へお届け!
  2. ご自宅でお酒を嗜みながら
    江戸時代から続く伝統的な酒造り「生酛造り」の詳しい解説や楽しいおしゃべりを堪能!
    菊正宗酒造の杜氏も出演!!
  3. 「樽酒マイスターファクトリー」と中継を結び、ご自宅に居ながら酒樽製作の職人の技を視聴!
    そして樽酒で乾杯!

もしも、いい気分になって
終了後はそのまま寝落ちしても・・・
自宅だから大丈夫!?


~開催日時~
2021年10月30日(土)
16:00~17:30

~参加チケット~
6,500円_3種コース□
純米樽酒/嘉宝蔵 雅/百黙 純米大吟醸(各720ml)
菊正宗特製おつまみ3種
(3種類それぞれのお酒に合うおつまみ)
各種資料
(樽酒読本、生酛造り漫画、百黙リーフレット等)

8,500円_4種コース□
純米樽酒/嘉宝蔵 雅/百黙 純米大吟醸/百黙 純米大吟醸 無濾過原酒(各720ml)
菊正宗特製おつまみ4種
(4種類それぞれのお酒に合うおつまみ)
各種資料
(樽酒読本、生酛造り漫画、百黙リーフレット等)

~イベント内容~
チケットを購入した方とイベント当日オンライン(Zoom)で繋げて
記念館・樽酒マイスターファクトリーを案内しながら菊正宗の魅力をお伝えします。
チャットで質問などもお待ちしています♪

※商品は菊正宗ネットショップではなく【菊正宗 営業部】より発送いたします。


▼参加ご希望の方は下記URLよりお申し込みください。
(締切は2021年10月21日 16:30)
↓↓↓↓↓
https://aoi-bb2.peatix.com/

◆イベントへの参加方法につきまして
募集ページであるpeatixのイベント参加ページからzoomにアクセスしていただく形になります。

◆初めてご利用される参加者様向け
Peatixご利用の流れをこちらからご確認ください。

◆当日参加する際の手順
こちらをクリックしてご確認ください。

10月18日は「冷凍食品の日」。 日本に冷凍食品が登場して約100年が経ちました。

鮭のルイベ

冷凍食品の普及には、さまざまな状況が影響していました。

毎年10月18日は
「冷凍食品の日」です。

この日を制定した
社団法人日本冷凍食品協会によると、
冷凍の“凍”が
“10(とう)”に通じ、
「冷凍食品」の世界共通の
管理温度である−18℃以下の
“18”にちなんで、
1985年(昭和60年)の記念日制定
に至ったとのこと。

「冷凍食品」が誕生するよりも
ずっと以前から、
極寒地ならではの食文化として
“ある程度、鮮度を保った食品を
冷凍して食べる”
という習慣がありました。

ロシアやカナダなどの極寒地では、
外気温が−50℃以下にも下がるため
スープを外に出しておけば、
すぐに凍り、食べたい時に火にかけて
温めて食べるというもの。

日本でも北海道の一部地域では
−30℃以下の寒さになり、
サケなどを外気冷凍したルイベは、
その頃からの郷土料理のひとつ。

当時は干物に近い保存食で、
現在の少しシャリシャリ感のある
刺身の一種であるルイベとは
別の食べ物でした。

「冷凍食品」が最初に登場したのは
1900年代のアメリカ。

傷みやすいジャム加工用イチゴを
一般家庭に冷凍輸送したのが始まり
とされています。

しかし、それが広まったのは
アメリカの一般家庭用冷凍冷蔵庫が
普及し始める1920年代に
なってからのことでした。

日本の「冷凍食品」事業は、
1920年(大正9年)に、
葛原商会(現ニチレイ)の葛原猪平が
アメリカ製の冷凍設備を北海道に
建設したことに端を発します。

1日10トンの冷凍ができる冷凍倉庫で、
北海道で獲れる魚を
凍らせたのが最初でした。

日本で初めて市販された
「冷凍食品」は、戸畑冷蔵が
1930年(昭和5年)に発売した
“冷凍いちご”。

アメリカでの最初の「冷凍食品」と
同じイチゴだったことを考えると、
イチゴは「冷凍食品」としての
適性があるといえるでしょう。

とはいえ、まだ各家庭に「冷凍食品」
を保存する冷凍冷蔵庫はなく、主に
業務用としての利用が主流でした。

日本国内で「冷凍食品」が
認知され始めたのは、
1964年(昭和39年)の
東京オリンピックを機に、
一気に外国の文化が入ってきた辺りの
高度成長期真っ只中の時期です。

その頃は、主に外食産業を中心に、
「冷凍食品」の素材や調理法、
解凍などの研究が進んだ時期
ともいえます。

1970年代になって大型の冷凍冷蔵庫や
電子レンジが普及し始めた辺りから、
一般家庭で「冷凍食品」の利用が
増え始めました。

1980年代になって、
電子レンジの低価格化による
一般家庭への爆発的な普及があり、
それに伴って、「冷凍食品」市場が
急激に拡大しました。

食材や料理の冷凍保存技術だけでは
「冷凍食品」を一般普及させることは
無理なお話。

「冷凍食品」の品質を保ちながら運ぶ
“冷凍輸送”と、販売拠点での
“冷凍温度管理設備”、
消費者が購入した後の保存を行う
“冷凍冷蔵庫の普及”、
「冷凍食品」を美味しく食べるための
“電子レンジでの解凍”など、
さまざまな技術環境が整って初めて、
「冷凍食品」普及が整います。

 

長い準備期間を経た「冷凍食品」の目まぐるしい進化。

「冷凍食品」が一般家庭に
届けられるまでに、地道な60年もの
歳月を費やしました。

しかし、「冷凍食品」事業を支える
周辺環境が整って以降は、
年を追うごとに目まぐるしく
進化を遂げており、
その進化は現在も続いています。

なかでも、1994年(平成6年)に
発売された
“電子レンジ対応コロッケ”
は、それまで「冷凍食品」の概念を
大きく覆すことになる
エポックメーキングな商品です。

それまでは冷凍コロッケを
油で揚げていましたが、
この商品は、揚げたコロッケを
風味を損なわず急速冷凍することで、
レンジで“チン”するだけで、
サクサクのコロッケが食べられる
という手間いらずの画期的な
「冷凍食品」でした。

それ以降は、冷凍庫から取り出して
そのままお弁当に入れるだけで、
昼ご飯の時には自然解凍によって
食べ頃になっている
“お弁当”シリーズや、
一流シェフ監修の“超高級”な
「冷凍食品」の登場など、
皆さんもご承知のことだと思います。

料理で「冷凍食品」になっていない
ものはないんじゃないかと思うほど、
バラエティ豊かに
進化を続けているといえるでしょう。

さて、「冷凍食品」についての
ウンチクを少し。

まず、市販の「冷凍食品」は
腐りません。

これは、「冷凍食品」の保存温度が
-18℃以下に決められているため、
微生物が増殖しないからです。

ただし、色が変わったり、
霜がついてる場合は、
長期間の冷凍焼けや酸化などにより
品質が劣化しているので食べるのを
避けたほうがよろしいでしょう。

それから、冷凍野菜は、
凍ったまま調理というのが基本。

というのも冷凍する前にちゃんと
下処理がされているからです。

何れにしても、大切なのは、
「冷凍食品」のパッケージに
書いてある解凍方法を守ることで、
失敗しない解凍を心がけることです。

寒くなるこれからの季節は、
燗酒の美味しさを
実感できる季節でもあります。

お好みの「冷凍食品」を肴に
一杯というのもオツなもの。

美味しい「冷凍食品」を求めて、
スーパー巡りというのも
よろしいんじゃないでしょうか。

2021年10月12日 auかんたん決済 メンテナンス実施のお知らせ_菊正宗ネットショップ

お客様各位

平素は多大なるご愛顧を頂きまして誠にありがとうございます。

メンテナンス期間中はauかんたん決済をご利用いただけません。

その際はお手数をおかけいたしますが、メンテナンス予定時間終了後、再度お試しください。

ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

~システムメンテナンス日時~
2021年10月12日(火)
午前00:00 – 午前07:00
※作業状況により、時間が多少前後する場合がございます。

ご利用のお客様にはご迷惑をおかけ致しましますが、今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

「重陽の節句(ちょうようのせっく)」は、別称“菊の節句”。

日本の国の象徴とされる“国鳥”“国花”をご存知ですか。

日本の国を象徴するものとして、
よく話題になるのが
“国鳥”と“国花”。

“日本の国鳥は?”と聞かれて多くの
方が“トキ”と解答されますが、
正解は“キジ”です。

これは“トキ”が特別天然記念物で
学名が“Nipponia nippon
(ニッポニア・ニッポン)”
であることや、絶滅危惧種で、
佐渡島に残っていた野生のトキ5羽を
全羽保護したことで野生絶滅に
なったというニュース報道などの
イメージの影響で、日本の国の象徴
としての誤認に繋がっているのかも
しれません。

では、“日本の国花は?”と
聞かれた場合、“桜”もしくは“菊”
のいずれかで悩まれる方が多い
のではないでしょうか。

正解は、法定で定めた“国花”は
存在せず、国民に広く親しまれている
“桜”や皇室の家紋のモチーフである
“菊”が、事実上の“国花”として
扱われていることが多いようです。

ちなみに、“国魚”は錦鯉、“国蝶”
はオオムラサキ、“国石”はヒスイ、
そして“国菌”は、なんと
日本酒醸造や味噌、醤油の製造に
使われる麹菌(こうじきん)です。

さて、しばしば“国花”的な
役割を担う“菊”が日本の歴史に
登場するのは、平安時代の歴史書
“類聚国史(るいじゅこくし)”。

桓武天皇が詠んだ
“このごろの しぐれの雨に 菊の花
散りぞしぬべき あたらその香を”
が、菊を詠んだ最古の歌と
考えられています。

日本にはタンポポや野菊などの
小ぶりな花をつけるキク科の植物は
自生していましたが、
奈良時代末から平安時代初期に
中国から渡ってきた“菊”はやがて
宮中でブームとなり、“古今和歌集”
で盛んに詠まれるようになりました。

春の“桜”に対して、“菊”は秋を
象徴する花として愛でられ、
鎌倉初期の後鳥羽上皇が菊の花の
意匠を好んで、菊紋を皇室の
家紋として採用したことから、
その人気は一気に高まります。

そして、江戸元禄時代にさまざまな
品種が誕生する、いわゆる
菊ブームが到来。

貴族から武士、庶民へと広がる中で
菊の品種改良は進んでいきました。

とくにこの頃、幕府が五節句を
正式に制定し、9月9日を
「重陽の節句」としたことが影響して
“菊”の人気はピークに。

花壇に菊を寄せて植えた“花壇菊”、
集めた菊で風景などをつくり込んだ
“形づくり”が盛んに行われ、
こうした“菊細工”の技法は、後の
“菊人形”などへと発展を遂げます。

明治時代には大輪の花が好まれ、
花の直径が30cmに達する品種も
登場しました。

 

本来の「重陽の節句」は、10月9日前後。

“菊”といえば、9月9日は五節句
のひとつ「重陽の節句」、別名
“菊の節句”。

もともとは旧暦9月9日の歳時
なので、新暦の季節に当てはめると
“月遅れ”の10月9日あたりが、
ちょうど「重陽の節句」の本来の
季節感覚です。

話は少し逸れますが、以前にここで
紹介した旧暦から新暦に切り替わった
際、具体的には1872年(明治5年)
12月3日の翌日が1873年(明治6年)
1月1日となりました。

そのため、新暦では約1カ月季節が
早く訪れ、何より農業関連の行事
すべてにズレが生じるように
なりました。

そこで、“月遅れ”で行事を行う
対策を採用。

その代表的なものが“お盆”で、
もともとの7月15日ではなく
“月遅れ”の8月15日が現在の主流です。

二十四節気

ところが、日付に意味を持つ五節句は、
“月遅れ”を採用せず、旧暦の日付の
ままがほとんど。

桃の節句に桃が咲かず、七夕は梅雨の
最中(仙台七夕は“月遅れ”を採用)、
端午の節句に揚げるこいのぼりは、
本来、雨中に鯉が天に昇って竜になる
“登竜門”という中国の故事に
あやかって、出世を願う江戸の武家が
揚げていたものが、今では5月の
晴天を泳ぐ姿が印象的です。

「重陽の節句」も9月9日という日付に
準じて行われることが主流と
なっています。

旧暦9月9日に「重陽の節句」の
お祭りが行われたことから、
「九日(くんち)」という呼び名が
定着したとの説があります。

とくに、
“長崎くんち(長崎県長崎市)”
“唐津くんち(佐賀県唐津市)”
“博多おくんち(福岡県福岡市)”
が「日本三大くんち」とされ、
九州北部地域に集中しています。

これとは別に、収穫した作物を神に
供える日、「供日(くにち)」から
転じて「くんち」になったとする説、
お宮に対して祭を行うため
「宮日(くにち)」が転じた説
などがあります。

もともとの「重陽の節句」の季節を
考えると、このコラムが掲載される
頃がちょうど、昔の季節感を
肌で感じるタイミングです。

夏の暑さが癒え、少し肌寒くなった
今日この頃。

9月9日「重陽の節句」解禁の
「ひやおろし」はもちろんのこと、
月を見上げながら、そろそろ熱燗は
いかがでしょうか。

日本酒が美味しい季節が
やってきました。