酒粕は、もうひとつの“日本酒の楽しみ方”。

「酒粕」の賞味期限。

食品類に記載されている
「消費期限」と「賞味期限」の違い
をご存知でしょうか。

「消費期限」は、保存期間が短い
食品につけられる表示で、
お弁当や牛乳、肉、魚などの生鮮
を中心に“食べても安全な期間”
を示したものといえます。

そのため消費期限を過ぎたものは、
消費者判断にゆだねられますが、
それほど日持ちはしません。

一方、「賞味期限」は、
比較的保存が利く食品につけられる
表示で、食品メーカーが
“美味しく食べられる期間”
を保証したものです。

賞味期限を過ぎても、
しばらくは食べられます。

また、「消費期限」「賞味期限」
ともに、未開封で併記されている
保存方法を守ることが
前提の基準です。

「酒粕」に記載されているのは
「賞味期限」です。

アルコール分を含んでいるため、
雑菌が繁殖しにくく
腐りにくい食品といえます。

そのため保存が利く
食品に位置づけられ、
目安となる「賞味期限」は、
メーカーにもよりますが
6ヵ月ほどです。

未開封のものは
冷蔵庫に入れておくのが最適で、
開封後は、空気に触れないように
タッパ等に密閉して冷蔵、
もしくは小分けをして
冷凍保存がオススメです。

醪(もろみ)を搾った日本酒は、
火入れを1回または2回行うことで、
酵母菌を死滅させますが、
搾った後に残った「酒粕」には
火入れをすることは、
まずありません。

そのため「酒粕」には、
酵母菌や乳酸菌が多く
含まれています。

「酒粕」は熟成とともに、
色が変化します。

白からピンクへ、ピンクから黄色、
そして茶色へと徐々に変化し、
味が濃くなっていきます。

これは糖とアミノ酸が結合する
“メイラード反応”
と呼ばれるものです。

表面に白い粉や斑点が発生することが
ありますが、これは熟成が進むことで
発生するアミノ酸
「チロシン」が結晶化したもので、
食べても問題はありません。

茶色くなった「酒粕」に
茄子や瓜を漬け込んで“奈良漬け”を
つくられるご家庭もあります。

ただし、糠床のようにちゃんとした
丁寧な保存管理が必要。

酸っぱい臭いがして
糸を引いていたり、
「酒粕」の一部が溶けて
液化している、嫌な臭いがする、
味がおかしいなどの状態が見られる
場合は、廃棄するしかありません。

「賞味期限」については余裕を持った
期日が設けられていますが、
「賞味期限」がもっとも美味しく
食べられる期間です。

いずれのメーカーも、この期間内に、
美味しくお召し上がりいただくこと
を前提としています。

 

菊正宗 本醸造 酒粕900g

万能食材に位置づけられる「酒粕」。

菊正宗では、季節限定・数量限定で、
「酒粕」のネットショップ販売
を行っています。

11月に限定販売する
「生酛 本醸造 酒粕」、
2月に予約販売を予定している
「嘉宝 酒粕」「雅 酒粕」。

菊正宗 嘉宝 酒粕

とくに2月予約販売の「酒粕」は
菊正宗を代表する銘酒
「嘉宝」と「雅」を搾ったもので、
ギフトに最適の「酒粕」として
人気の商品です。

菊正宗 雅 酒粕

そんななか、長年にわたって
11月の「生酛 本醸造 酒粕」発売日
を、首を長くしてお待ち
いただいているお客様の声
も数多くいただいております。

普段使いの「酒粕」として
最適とのこと。

とくに粕汁に向いているようで、
アルコール分を多く含んでいるため、
身体が芯から火照り、
少しほろ酔い加減になるほどで、
お酒に弱い方やお子様が食べられる
場合は、十分に煮切ることで
アルコール分を飛ばす
必要があります。

また、車の運転にも配慮が必要です。

シンプルに表面を焼いて砂糖をつけて
食べるのもオツな食べ方。

この他、「酒粕」と味噌を
混ぜ込んだものを、
みりんや醤油、砂糖で味を整え、
そこに鶏肉や魚を漬け込んで、
冷蔵庫でひと晩寝かせたものを焼く
“酒粕味噌漬け焼き”。

「酒粕」とチーズを練り込んだ
“酒粕チーズケーキ”。

「酒粕」とチーズや蜂蜜を混ぜて
クラッカーに乗せた
“酒粕ディップ”。

「酒粕」と味噌や出汁を
組み合わせた“酒粕鍋”など、
料理レシピは工夫次第。

とくに味噌ベースの料理との
相性は抜群です。

また、“酒粕パック”や“酒粕風呂”など、
その保湿成分による美容コスメの分野
でも大活躍の食材です。

栄養価を多く蓄えた、美容&健康に
最適の食材「酒粕」は、
江戸の昔より受け継がれた
“先人の知恵”のかたまり
といっても過言ではありません。

長年にわたる口伝で
受け継がれた効能を、
最新の科学が証明していることから、
古くて新しい最先端の食材に
位置づけられるといえましょう。

美味しい日本酒づくり…「二十歳の山田錦物語」第二章、稲刈り。

“秋雨の晴れ間”、稲刈り日和に恵まれて。

千葉県全域に大きな被害をもたらした
台風15号の傷も癒えないまま、
観測史上最大クラスの台風19号が
東日本を包み込むように直撃し、
数多くの一級河川の氾濫による水害が
甚大な被害を与えたことは、
記憶に新しいところです。

2019年(令和元年)6月9日の田植え
とともにスタートした
「二十歳の山田錦物語」
プロジェクト。

その次のステップとなる
“稲刈り”作業が行われたのは、
10月20日(日)のこと。

関東エリアほどの被害は
なかったものの少なからず
台風の影響があり、
長引く秋雨も懸念されました。

しかし、稲刈り当日は、
前日まで降り続いた雨も上がり、
昼頃には晴れ間も
顔をのぞかせる好天に。

まさに、農作業日和です。

山田錦は食米とくらべて“稈
(かん/稲や竹などの中空の茎
のこと)”が長く、
実る米の大きさも大きい
という特徴があります。

今年は、例年にくらべて
10cmほど稈が長く育ち、
雨が降り注いだため、
稲はやや倒伏ぎみ。

まさに“実るほど
頭を垂れる稲穂かな”
を地でいっている感が
ありましたが、
穂の部分が水に浸かって
いる訳ではなく、
稲刈りには好適な
タイミングとのこと。

たわわに実った稲穂を蓄え、
葉の緑と稲穂のこがね色の
鮮やかなグラデーションの波を
織りなしているかのようです。

参加した学生たちは作業着に着替えて
、生産者からのレクチャーを受けた後
、稲刈りをスタート。

鎌を手に田んぼへ入る者と
刈り取った稲を束ねる者に分かれて、
約2時間。

慣れない姿勢での作業に加えて、
前日までの雨で田んぼがぬかるんで
いたこともあり、かなり疲れた様子で
、言葉も少なめ。

それでも、参加した21名の学生たちは
やりとげた充実感による心地よい疲労
とともに田んぼ1枚分の稲刈りを
終了しました。

残っているもう1枚の田んぼの
稲刈りには、コンバインが登場。

コンバインは、“稲を刈り取り、
籾の脱穀、ワラの処理”
を一度にこなす農業機械。

なんとか余力の残っている
好奇心あふれる女子学生数人が
コンバインに乗り込んで、
稲刈り体験。

手作業よりはるかに早い
作業効率に驚くばかり。

脱穀後のワラは小さく裁断され
コンバイン背面から
田んぼに撒かれます。

これは、昔から伝わっている
“その田んぼで収穫したものを、
その田んぼに戻す”
という考え方で、
撒かれたワラ屑が腐って、
田んぼをより肥沃に
してくれるそうです。

ちなみに、刈り取って束ねた稲も、
このコンバインを通して脱穀し、
次の乾燥工程に進みます。

「二十歳の山田錦物語」は、心に刻まれる貴重な体験。

「二十歳の山田錦物語」
プロジェクトとは、
19歳以上の大学生が
田植えや稲刈りなどの
酒米づくりから、
収穫した酒米による醸造、
商品化までを体験する年間を通した
体験型のプロジェクトです。

参加しているのは、
県下5つの大学で農業や微生物、
醗酵を学ぶ学生を中心
としたメンバーたち。

そして、参加学生たちが
農作業に勤しむのは、
菊正宗が長年にわたって契約している
三木市吉川町前田地区の中で
“特A地区”。

普段なかなか足を踏み入れることの
できない、とても貴重なエリア
といえます。

「二十歳の山田錦物語」
プロジェクトは、
若い世代に酒米や日本酒に
触れる機会を設けることで、
伝統的な“日本酒文化”の
貴重な体験の物語です。

生産者組織「吉川町山田錦村米部会」
と兵庫県、三木市、JAみのり等が
手をとり
“二十歳の山田錦物語実行委員会”
を発足したもの。

この背景には、
明治から連綿と続く
酒蔵と生産農家との
「村米制度」があります。

酒蔵との酒米の契約栽培によって
培われた長年にわたる信頼関係により
、山田錦は最高品質の酒米として
育まれてきたことが、
このプロジェクトを実現した
といっても過言ではありません。

また、学生さんたちの
田植えや稲刈りなどの体験を
支えているのは、
プロジェクト期間中の田んぼを
日常的に管理する契約農家の協力
があってのお話です。

「二十歳の山田錦物語」
プロジェクトは、
1月半ばの醸造体験と
3月に入ってからの商品化の、
残すとこあと2回。

自分たちが造り上げた
「二十歳の山田錦物語」
を冠したお酒なので、
美味しくない訳はありません。

「即位の礼」を祝う、“菊”を冠した日本酒。

厳かに披露される時代の大きな節目となる「即位の礼」。

間もなく、新しい天皇陛下の
御即位を披露する「即位の礼」が、
国の儀式として行われます。

さかのぼること約5ヵ月前、
日本全国が“新元号への改元”
に沸きました。

改元前の“改元される元号”の
予想ブームにはじまり、
“令和”改元後の、
出典を巡る賛否さまざまな
コメントが交わされる中、
意外にも若い世代の多くが
“意外とクール”という受け入れ
ムードであったことが印象的でした。

あの大騒ぎが随分前のお話であった
かのように、新元号・令和は
スムーズに受け入れられたようです。

平成から令和になるにあたって、
改元ばかりにスポットが当たって
いますが、本来は、
新天皇の即位に伴う改元で、
時代の節目として大切なのは
「即位の礼」といえます。

「即位の礼」は、
10月22日(火)から31日(木)まで
の9日間にわたり儀式が行われます。

儀式の内容、日程については、
政府公報より次のように
発表されました。

 

● 「即位礼正殿の儀(そくいれいせいでんのぎ)」

日程/10月22日(火)

御即位を公に宣明され、
その御即位を内外の代表が
お祝いする儀式で、
宮中で行われます。

儀式には、200近い外国の
元首・祝賀使節が参列されます。

● 「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)パレード」

日程/10月22日(火)

国民に広く御即位を披露され、
祝福を受けられるため、
天皇皇后両陛下のパレード
が行われます。

即位礼正殿の儀の終了後、
午後3時半に皇居・宮殿を御出発
になり、おおむね午後4時に
赤坂御所に御到着になる予定です。

  • 当日に台風などによる荒天
    の場合は、10月26日(土)に延期
    (御出発・御到着時は同時刻)。
  • 変更がある場合は、
    前日10月21日(月)の18時30分
    に発表されます。

 

● 「饗宴の儀(きょうえんのぎ)」

日程/10月22日(火)、25日(金)、29日(火)、31日(木)の計4日。

御即位を披露され、祝福を受けられるための饗宴が、宮中で行われます。

● 「内閣総理大臣夫妻主催晩餐会」

日程/10月23日(木)夕刻

内閣総理大臣夫妻の主催により、
外国元首・祝賀使節に日本の伝統文化を
披露し、理解を深めていただくとともに
、来日に謝意を表する晩餐会が
都内で行われます。

なお、「即位礼正殿の儀
(そくいれいせいでんのぎ)」が
開催される10月22日(火)は、
今年に限りの休日(国民の祝日扱い)
となり、官公庁、銀行なども
お休みになります。

さらに、日程をずらして、
「即位礼正殿の儀」で用いられた
高御座(たかみくら)等の一般参観が
東京、京都にて行われます。
  • 東京国立博物館

日程/令和元年12月22日(日)~25日(水)
、令和2年1月2日(木)~19日(日)

令和2年1月6日(月)と
14日(火)は休館日

  • 京都御所

日程/令和2年3月1日(日)~22日(日)

令和2年3月9日(月)と
16日(月)は休園日

世界最古の国・日本は、海外の脅威を受けず独自に発展した歴史。

一般的な見識として、
日本が、現存している
“世界最古の国”ということを、
以前のコラムでご紹介しました。

これは、“皇室(天皇家)”という
王朝が一度も滅びることなく、
現代へと続く“世界唯一の国”
ということを意味しています。

3000年とも、4000年とも
いわれる起源を有する中国ですが、
現在の中華人民共和国という
国家の樹立は1949年。

世界四大文明のひとつとされる
エジプトも、さまざまな大国の
侵略を受け、現在の国家が
樹立されたのは1919年と、
100年の歴史しかありません。

日本の歴史が長く続いている背景
には、極東に位置する島国
であったことが挙げられます。

大陸諸国のように陸続きではない
ので、海外列強国の侵略を
受けなかったということです。

日本でも数多くの内乱が
ありましたが、皇室(天皇家)
だけは絶えることなく続いている
ということです。

歴史上のさまざまな出来事を裏づける
のは、文献や史跡等に限られるので、
諸説ありますが、「古事記」
「日本書紀」によると、
初代天皇は神武天皇。

そこから数えて、今回の「即位の礼」は
、126代の今上天皇陛下の即位
を披露するものです。

この時期ばかりは、
“菊”を冠した菊正宗の「通の極み」で
お祝いしてはいかがでしょうか。

菊正宗が誇る「超特撰 嘉宝蔵 雅」
「超特撰 生酛 純米大吟醸」
「超特撰 超特撰 嘉宝蔵 極上」を
セットにお値打ち価格で
ご提供させていただいております。

どれも新しい時代を迎えるに
ふさわしい逸品ぞろいです。

GI灘五郷.3 地域を代表する日本酒ブランドにふさわしい“灘の生一本”。

灘酒プロジェクトの「灘の生一本」は、灘酒の“顔”。

今年で9年目を迎える2019年版
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」
の発売を開始しました。

「灘酒研究会推奨の灘の生一本」
とは、灘酒研究会にて
2011年(平成23年)に発足した
“灘酒プロジェクト”によって
認定されるブランドです。

灘酒研究会の歴史は古く、
1917年(大正6年)に
灘五郷を中心に
近隣地区の酒造技術者が集まって
発足した組織です。

この灘酒研究会に加盟する、
菊正宗をはじめとする
灘五郷の酒造メーカーが
特徴と個性を出した純米酒を
毎年、統一ラベルによる
商品シリーズとして発表
しているのが
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」
という訳です。

長年にわたって培った
伝統の技を受け継ぎ、
最新の技術を身につけた
醸造技術者が、
企業の枠を超えて
「灘研酒質審査委員会」
として集結。

その組織によって、
原料・製法、酒質表現などの
評価申請項目や
味・香りに関する特徴表現が
適切な用語で申請されているかを
確認の上で“評価シート”を作成。

さらに利き酒による味や香り、
酒質の厳しい評価の上、その年の
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」
が認定され、
推奨マークが与えられます。

この審査の認定基準を
満たさない場合は不合格となり、
推奨マークは付与されません。

2019年の
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」
には、菊正宗のほか、
沢の鶴、剣菱、白鶴、櫻正宗、
浜福鶴、道灌、白鹿、日本盛、大関
の全部で10の酒造メーカーの
純米酒が認定されました。

そして、今年度からすべての
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」が、
灘五郷でつくられた日本酒を保護する
国税庁指定の地理的表示「GI灘五郷」
に認定されています。

「GI灘五郷」を管理する
灘五郷酒造組合が、
組織として推奨マークを与える
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」は、
まさに地域に根付いた灘酒を代表する
“顔”といったところでしょうか。

ちなみに、菊正宗の
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」
の評価内容は

“このお酒は、原料米に
兵庫恋錦を100%使用した
特別純米酒です。
生酛造り特有の押し味とキレの良さを
併せ持つおだやかな香りのお酒
であることを認定します”

という評価となっています。

そして、菊正宗には、もうひとつ
「灘の生一本」という名を
冠したお酒があります。

「嘉宝蔵 灘の生一本 生酛純米酒」。

厳冬期に菊正宗の嘉宝蔵で、
丹波杜氏伝承の技術によって
醸した純米酒。

生酛特有のキレと、
ふくらみのあるコクを楽しめる
「灘の生一本」の名にふさわしい
本流の辛口酒に仕上がっています。

“灘の生一本”ブランドは、江戸より続く本物の証。

“灘の生一本”の歴史をひも解くと、
江戸の“下り酒”にたどり着きます。

六甲おろしが吹き降りる
寒造りに適した地形と、
播州の酒米や宮水など、
良い日本酒を造る条件が
“灘”には揃っていました。

そして、港が近いという地の利
によって、江戸に“下り酒”を運ぶ
樽廻船などの海運が栄えました。

それによって灘酒が
江戸に流通するようになり、
江戸中期以降になると、
灘酒は江戸の町に
その名を轟かせるように。

その人気に便乗した
江戸近郊の酒が、
灘の銘柄を偽装して
出回りはじめたため、
灘のブランドを守る目的で
“灘の生一本”という意匠が
使われたのが起源。

“灘で生まれ育った
生粋の混じりけのない酒”
を意味しています。

また、“生一本”には、
“純粋で混じり気のないこと”
“いちずに物事に打ち込んでいく
さま”などの意味があり、
丹波杜氏の無骨ながら
黙々とした仕事ぶりや、
男酒といわれる灘の酒質の
イメージにも重なっています。

現在、“生一本”の製法品質基準
として、“単一の製造場のみで
醸造した純米酒であること”
という規定があり、
灘以外の酒の産地でも
“生一本”を名乗ることができます。

銘酒の産地として歴史を重ねてきた
“灘”の地で育まれた
「嘉宝蔵 灘の生一本 生酛純米酒」と
「灘酒研究会推奨の灘の生一本」
…この時期のお楽しみは、
旬を極めたふたつの「灘の生一本」
の飲みくらべにつきます。