2021年8月18日 auかんたん決済 メンテナンス実施のお知らせ_菊正宗ネットショップ

お客様各位

平素は多大なるご愛顧を頂きまして誠にありがとうございます。

メンテナンス期間中はauかんたん決済をご利用いただけません。

その際はお手数をおかけいたしますが、メンテナンス予定時間終了後、再度お試しください。

ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

~システムメンテナンス日時~
2021年8月18日(水)
午前00:00 – 午前07:30
※作業状況により、時間が多少前後する場合がございます。

ご利用のお客様にはご迷惑をおかけ致しましますが、今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

帰省もままならない2021年の「お盆」。気持ちだけでもご先祖供養を。

「新盆」「月遅れ盆」「旧盆」。それぞれお盆を迎える時期が異なります。

まもなく、お盆です。

お盆の期間は、全国的に
8月13日(金)から16日(月)の
4日間。

毎年、13日に
ご先祖様の御霊を
“迎え火(盆の入り)”で迎え、
14日、15日は
ご霊膳などをお供えして供養し、
16日の午後に
“送り火(盆明け)”で
送り出すという、
毎年、決まった日付の行事です。

お盆休みの4日間と
土日祝日が組み合わさり、
さらに有給休暇なども組み入れた
“今夏の長い夏休みの取り方”特集が
テレビの情報番組等で流れるのも、
夏の風物詩のひとつとなっています。

ちなみに、今年は、
10日(火)から12日(木)の
3日間の有給休暇をとれば、
10連休となります。

さて、昔から伝わる、
もともとのお盆は、
旧暦の7月15日を中心に
行われていた長い歴史があります。

旧暦から新暦に切り替わったのは
1872年(明治5年)のことで、
1872年(明治5年)12月2日の翌日が、
1873年(明治6年)の1月1日になり、
改暦後、12月が丸々なくなりました。

そこで、旧暦で行われた多くの行事を
新暦の30日遅れで行うことで、
実質的にはそれまでと同じ
季節のタイミングで行うことに。

その流れで、全国的に、
“お盆は新暦8月15日”
というのが定着していきました。

また、7月は農村部の
農繁期にあたるため、
1カ月遅れのお盆が受け入れられた
という説もあります。

新暦になって、それまで通り
7月15日の「7月盆」が根付いたのは
東京を中心とした首都圏です。

これは明治政府の
お膝元であったことと、
全国でもっとも早く
都市化が行われた地域
だったからのようです。

東京以外にも、
横浜、静岡、函館、金沢の一部地域が
7月にお盆を迎えます。

この「7月盆」を
“東京盆”“新盆”と呼ぶのに対して、
全国的に定着した「8月盆」を
“月遅れ盆”と呼びます。

また、旧暦7月15日に
お盆を迎えるのが、沖縄、奄美地方。

こちらは“旧盆”と呼ばれ、
旧暦によってお盆を迎えるため、
毎年、お盆の日は異なります。

今年は8月20日(金)から
8月22日(日)の3日間
(地域によっては4日間)で、
来年は8月10日(水)から
8月12日(金)、
4年後の2025年は、
9月4日(木)から9月6日(土)と、
お盆の日は8月中旬から9月初旬と
振れ幅は大きく、必ずしも
休日になる訳ではありません。

こうした背景のもと、
日本各地でお盆に行われる
行事や風習も
地域によって異なり、
花火大会や夏祭りなどが
一緒に開催されることも
少なくありません。

例えば、
「7月盆(新盆)」の地域では
七夕祭りと一緒に
行われところがあり、
大きな祭事と結びついた
「8月盆(月遅れ盆)」の
地域としては、
8月16日に行われる京都の
“五山の送り火(大文字焼き)”
などが有名です。

日本の「お盆」は仏教の伝播によってもたらされ、独自の進化を遂げて行きました。

日本へのお盆の伝播については
諸説ありますが、
インドで発祥した“仏教”に、
中国の先祖供養の意味合いを持つ
“中元節”が組み合わせさった
「盂蘭盆会(うらぼんえ)」
として伝わった説が有力です。

「盂蘭盆」は
サンスクリット語の
“ウッランバナ”の音写語
(仏典を翻訳する際に漢文に訳さず、
梵語の音をそのまま
漢字に写した技法)
という説があります。

ちなみに、
仏教が日本に伝わったのは
538年(宣化天皇3年)のこと。

さて、「盂蘭盆」に関する記述は、
後に編纂された「日本書紀」に
いくつか記されています。

606年(推古天皇14年)に
“是年より初めて寺毎に、
四月の八日、七月十五日に設斎す”
と記述されており、それによって、
4月8日にお釈迦様の誕生を祝う
灌仏会(かんぶつえ)、
7月15日は「盂蘭盆会」の始まり
と読み取れます。

657年(斉明天皇3年)での記述には、
“群臣に詔して京内の諸寺に
盂蘭盆経を勧請(とか)しめて、
七世の父母に報いしむ”と。

ここにある
“七世の父母に報いしむ”とは、
兄弟姉妹は入れずに
直系だけを7世代遡ると、その間に
かなり多くの血縁者が命を紡いで、
現在の自分の存在があるので、
その所縁あるご祖先様の霊に
慈しみの心で供養をする
という意味を含みます。

奈良時代になり、
773年(天平5年)の
聖武天皇時代には、
“天平五年七月十五日、
初めて大膳職をして
盂蘭盆の供養を修せしむ”
と記され、訳すると
“盂蘭盆会の供物調達にあたっては、
できるだけ良いものをと、
初めて宮廷の
食膳担当の大膳職に行わせた”
とあります。

日本の「お盆」は、
仏教とともに日本に伝わった
「盂蘭盆会」が、
日本の風習や信仰と結びついて
独自の進化を遂げてきたことが
「日本書紀」の記述から
読み取ることができます。

今年の「お盆」は昨年に引き続いて
新型コロナ禍にあるため、
感染拡大を防止する意味もあって
帰省もままならない状態です。

そんな方々に、お供え用の
菊正宗「夏ギフト」を
ご用意いたしておりますので、
心尽くしの供養に
ご利用くださいませ。

2021年お盆期間中の営業について_菊正宗ネットショップ

お客様各位

平素は多大なるご愛顧を頂きまして誠にありがとうございます。

2021年お盆期間中の営業日について、
下記にてお知らせいたします。
—————————————————
8月6日(金):通常営業
8月7日(土):休業日(土曜日)
8月8日(日):休業日(日曜日祝日山の日)
8月9日(月):休業日(振替休日)
8月10日(火):通常営業
8月11日(水):通常営業
8月12日(木):休業日(夏季休業)
8月13日(金):休業日(夏季休業)
8月14日(土):休業日(土曜日)
8月15日(日):休業日(日曜日)
8月16日(月):休業日(夏季休業)
8月17日(火):通常営業
—————————————————
上記の通りとなります。

<夏季休業中の出荷予定>
8月4日までのご注文は8月6日に出荷
8月5日までのご注文は8月10日に出荷
8月9日までのご注文は8月11日に出荷
8月10日までのご注文は8月17日に出荷
8月16日までのご注文は8月18日に出荷

受注生産品、メーカー取寄せ品、銀行振込など
営業中にお手配の時間が必要なご注文や
余裕を持って届け日指定頂いているご注文は
上記の限りではございません。
ご了承ください。

大型連休となりますので、連休前後の配送等に遅れや影響が予測されます。
予めご了承頂き、早期のご発注をご検討くださいますようお願い申し上げます。

ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

2021年8月4日 メンテナンス実施のお知らせ_菊正宗ネットショップ

お客様各位

平素は多大なるご愛顧を頂きまして誠にありがとうございます。

システムメンテナンスを行うため、サイトへのアクセスを停止させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、あらかじめご了承いただけますようお願い申し上げます。

~システムメンテナンス日時~
2021年8月4日(水)
午前01:00 – 午前07:00
※作業状況により、時間が多少前後する場合がございます。

本サイトをご利用のお客様は、該当の時間帯をさけてのご利用をお願い致します。
ご利用のお客様にはご迷惑をおかけ致しましますが、今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

2021年の「土用の丑の日」は、7月28日。ウナギがちょっとお安くなってます。

昨年の“シラスウナギ”豊漁がもたらしてくれた恩恵。

今年の「土用の丑の日」は、
7月28日(水)。

ウナギの蒲焼が
店頭に並ぶ時期となりました。

あの照り色と香ばしい匂いが、
より一層、食欲をそそります。

本来の天然ウナギの旬は、
秋から冬にかけて
水が冷たくなりはじめる頃で、
一番脂がのる時期とされています。

現在、市場に出回っている
ウナギの約99%以上は養殖もので、
天然うなぎは、わずか1%未満。

養殖ウナギは、
1年でもっとも需要が高まる
「土用の丑の日」をピーク
として育てているため、
養殖ウナギの旬は
6月から8月とのこと。

とはいえ、徹底した温度管理による
ビニールハウスの安定した環境で
育てられているので、
季節による味の違いは
さほど感じることはないようです。

ウナギ養殖においての
人工孵化は難しく、
現在は太平洋を回遊した後、
河川を遡上する天然の
“シラスウナギ(稚魚)”を捕獲し、
成長させて出荷する
“半天然・半養殖”という
養殖方法をとっています。

静岡県磐田市の天竜川河口_シラスウナギ漁

この養殖種苗となる
“シラスウナギ”の漁獲量は、
1970年代を境に大きく減少。

ピーク時に
200トンを越えていたものが、
2019年度は約3.7トン(水産庁算出)
にまで落ち込み、
このまま不漁続きとなると、
「土用の丑の日」にウナギを食べる
習慣そのものがなくなると
懸念されていました。

しかし、
昨年の2020年(令和2年)は、
池入数量20.1トン
(輸入3.0トン含む)と、
久しぶりの豊漁を記録。

2021年(令和3年)は
前年よりは減ったものの、
池入数量18.3トン
(輸入7.0トン含む)と、
直近5漁期の平均的な
池入数量に届いたとのことで、
とりあえずは、ひと安心。

ここでいう池入数量とは、
絶滅危惧種に区分された
ニホンウナギ資源の
管理・保護への配慮から、
文字通り、年度ごとに
“養殖池に入れる
ウナギの稚魚の数量に
上限を設ける”
という取り組みです。

具体的には、
2015年(平成27年)に
日本国内全体の池入上限総量を
21.7トンに定めました。

つまり、ウナギ養殖業者は
農林水産大臣の許可が必要で、
この許可を得ている
国内すべてのウナギ養殖業者に
池入上限数量を配分した合計が
池入上限総量の21.7トンに
設定されているということです。

ただし、ここで大切なのは、
シラスウナギの池入数量と
出荷量の関係性。

ウナギの養殖方法は、
早い時期(11月~翌1月末)に
池入れしたシラスウナギを
半年間育成して出荷する
“単年養殖”と、
遅い時期(2月~4月)に
池入れしたシラスウナギを
1年以上かけて育成して出荷する
“周年養殖”に大別されます。

「土用の丑の日」に店頭に並ぶ
ほとんどのウナギが
前年に池入された
“周年養殖”ウナギなので、
前年の豊漁を受けて、
昨年よりも安く取引されているため、
今年はちょっとお安く
ウナギを堪能できそうです。

「土用の丑の日」以外の、「土用」にまつわる歳時もあります。

ウナギをはじめとする
“う”のつく食べ物を食べて
暑気を払い、
滋養をつけるのは
「土用の“丑”の日」ですが、
期間としての
今年の夏の「土用」は、
7月19日(月)から8月6日(金)。

昔から“虫干し”とも呼ばれる
「土用干し」が、
夏の行事として、
この「土用」期間に
行われてきました。

これは、梅雨が明ける
夏の土用の頃に
衣服や書物を取り出して
風を通すことで、
梅雨の湿気によって
カビや虫が発生するのを防ぐための
生活の知恵ともいえます。

この行事の歴史は古く、
平安時代に正倉院の収蔵品を
「土用干し」していた
という記録も残されています。

エアコンや除湿機が
多くの家庭に行き渡り
快適な住環境が整った昨今、
こうした行事は
徐々に廃れつつあります。

また、夏の「土用」の時期に
1週間ほど田んぼの水を抜いて、
田の「土用干し」を行います。

この作業によって田んぼの土を
“中干し(ヒビが入るほど
完全には乾かさない)”にし、
稲の茎の根元から新しい茎が出てくる
“分げつ”を抑え、
それまで青く育った稲が
しっかりと根を張ることを促します。

農家にとっては、秋の豊作に向けた
大切な習慣のひとつとされています。

ところが、土の“気”を持つ
「土用」の期間に、
土に触ったり、
土を動かしたりすることは、
禁忌とされてきました。

とくに昔は、種を蒔いたり、
井戸を掘ったり、壁を塗ったり、
土葬が中心だった時代には
葬式もご法度。

そこで生まれたのが
「土用の間日(まび)」
という風習です。

夏の「土用」では、
“卯”“辰”“申”が
この「間日」にあたり、
「土用の間日」だけは、
文殊菩薩の取り計らいで、
土を動かしても良い日
とされたといいます。

ちなみに、今年の夏の
「土用の間日」は、
7月19日(辰)、
23日(申)、
30日(卯)、
31日(辰)、
8月4日(申)。

土いじりなどをする場合は、
この「土用の間日」にすることを
おすすめします。

以前のコラムでご紹介しましたが、
ウナギと、口の脂分を
ウォッシュ効果で洗い流してくれる
「樽酒」の相性は抜群。

外出もままならない今年の夏は、
ウナギと「樽酒」で、
五輪観戦といきましょうか。