
未来とともに、大阪で体験する今だけの“食のエンタメ”。
未来を体感できる大阪・関西万博ですが、もうひとつの主役は“グルメ”かもしれません。関西の美味を凝縮した料理が待っています。場内に設置されたフードコートやレストラン、カフェテリア、外国料理スポットなど、豊富なメニューを堪能できます。万博開催前の情報解禁直後から、高い価格設定だけが一人歩きして一部に批判的な意見もありました。しかし開催後は、そんな下馬評も一転して、“これは記念に食べた方がいい”との声が聞こえて来ます。

たとえば、1杯3850円の“究極のえきそば”は、ホタテやハマグリの貝エキスをふんだんに使用した和風そば出汁と中華麺がベース。トッピングされた神戸牛肩ロースは旨味が凝縮され温泉卵の黄身を崩すと、すき焼き風のテイストに大変身。これはもう、駅で食べる立ち食いそばではなく、特別な渾身の一杯といえます。大阪王将の3個2300円の“和牛すき焼き餃子”も松坂牛のスライス肉を入れた餃子の上に松坂牛の焼きしゃぶがトッピングされた絶品の万博仕様となっています。くら寿司では定番メニューに加えて、参加する約70の国・地域を代表するサイドメニューも用意され、美味しい世界旅行を味わうことができます。スイスやドイツ、イタリアなど海外パビリオンの中にレストランが併設されているところも多く、本場の味を楽しむことも可能です。会場内に点在するフードスペースの満喫も万博の醍醐味といえそうです。

場内にはコンビニもあり、また出店している飲食店のいつもの定番メニューもありますが、観光地価格なので、少しだけお高めです。ここは、せっかく大阪に来たのだから、本場の関西グルメも楽しみたいところです。関西といえば、やっぱり粉もん文化の聖地。たこ焼きは外はカリッ、中はトロッ、生地にはしっかりダシの味。お店ごとにソースやネギのバランスも違って、食べくらべをしてみるのも一興です。お好み焼きも、生地をこねる際に空気を混ぜ込んで、ふわっと軽く仕上げるのが関西流。キャベツの甘みと生地の一体感、そこに絡むマヨとソース、仕上がったお好み焼きの上で踊る鰹節も見事です。

そして忘れてはならないのがうどん文化。関東の濃いめの醤油ベースとは異なり、関西は昆布といりこが利いた透き通った出汁が決め手です。あっさりしつつも、旨みがしっかり。きつねうどんやカレーうどん、肉うどんも、それぞれの店のこだわりが感じられる味わいです。さらに、関西らしさとして人気なのが串カツ。衣はサクッと軽く、食材も牛肉、レンコン、紅しょうがなど多種多様。注文した串が目の前で揚がり、“二度漬け禁止!”のソースにジュッとくぐらせて頬張る臨場感がクセになります。これらは本場関西で味わいたい“食”の代表です。

大阪・関西万博の開催に伴って、ディープな大阪の佇まいも変わりました。街全体が整備され、新世界やジャンジャン横丁とのアクセスも良好に。地元の飲み屋や立ち飲み、激安グルメに加えて、初めての人でも入りやすい店舗が増えています。今なら、昔ながらの大阪の空気感と、ちょっとおしゃれな新しさの両方が楽しめること間違いなしです。未来を体感しに来る万博。それと一緒に、関西グルメで心もお腹も満たして、大阪の“今”もたっぷり味わってみてください。
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