秋の日差しを強く感じる理由と冬の準備に適した“こたつ開き”の日のお話。

秋の日差しを強く眩しく感じるのは、夏から秋にかけて大気が入れ替わるため。

朝夕めっきりと寒くなりました。

日中に吹く風は、
ほどよい冷たさを帯びているものの、
この時期の日差しは
肌がひりつくほど強く、
眩しさは夏の強さのままの
ようにすら感じます。

では、なぜ秋の日差しを
強く眩しいと感じるのでしょうか。

夏の太平洋高気圧による
湿った空気は、秋になると
その勢力を弱め始めます。

そこに、張り出すのが
冷たい空気を吹き出す
シベリア高気圧。

大陸の乾いた冷たい大気が
送り出されることで、
風が冷たさを帯び、
秋の涼しさを感じさせます。

夏とくらべると
日差しはやや衰えているものの、
大陸からの乾いた空気の影響で
大気が澄み切っているため、
太陽光の透過率が高まることが、
日差しをより強く感じる
要因なのです。

“天高く馬肥ゆる秋”というように、
秋の空が高く感じるのも、
この澄み切った大気によるもの。

また、夏場に真上から
降り注いでいた直射日光は、
秋になると角度が低く
横方向から差すことで
目に入りやすい角度になり、
より眩しさを感じることになる
という訳です。

この時期に大切なのは、
紫外線対策。

夏の厳しい暑さも和らぎ、
秋の気配を感じるように
なった辺りから、つい、
UVケアも油断しがちです。

確かに夏にくらべると
秋の紫外線量は
約6〜8割に減少します。

降り注ぐ紫外線の95%を占める
“紫外線A波(UV-A)”は
波長が長く窓ガラスをも通過。

肌表面の炎症が起きにくい反面、
肌の奥の真皮層にまで届いて
シミやシワ、たるみの原因に
なるなど、老化を進行させる
といわれています。

残りの5%にあたるのが
“紫外線B波(UV-B)”で、
エネルギーが強く、
肌の表層で吸収され、
日焼けやそばかす、
皮膚ガンの原因になります。

この“紫外線B波(UV-B)”は、
冬の気候になる頃には
5分の1にまで減りますが、
“紫外線A波(UV-A)”の量は、
あまり変わりません。

また、夏場は日差しを避けるように
日陰に入るなどの対策を
取っていますが、
秋は心地よい涼しい風があることで
行楽に出かける機会も増えるとき。

屋外に長時間いることで、
知らず知らずのうちに
紫外線ダメージを
受けやすくなっているのです。

外出前や外出後の
紫外線対策におすすめなのが、
菊正宗の美容液や化粧水、乳液。

乾燥しがちなお肌に、
米糠由来の保湿成分で
うるおいを与えてから、
UVケアコスメを使うと
効果への期待も高まります。

また、夏の暑さの
疲れが残っている身体に
活力を取り戻し、
身体の内側から整えてくれるのが、
“飲む点滴”ともいわれる
「大吟醸deあま酒 5-ALA」です。

冬の寒さを迎える前に、
この過ごしやすい秋に、
身体全体を整えておきましょう。

こたつを出す日は、11月6日の“こたつ開きの日”がおすすめ。

晩秋から初冬にかけて、
本格的な冬の準備のひとつとして、
“こたつ”や“ストーブ”、
“ファンヒーター”などの
暖房器具を出すのも、
ちょうど肌寒さを感じ始める
この時期です。

現在使われている暖房器具の中でも、
とりわけ歴史が古いのが
“こたつ”です。

この“こたつ”を出す日が
あるのをご存知でしょうか。

江戸の昔、“こたつ開き”とも
呼ばれた「亥の子の日」です。

「亥の子の日」とは、
亥の月(旧暦の10月/現在の11月)
の亥の日に、“亥の子餅”を食べ、
“こたつ開き”を行う風習のことです。

この風習は、古代中国から伝わった
“亥の月、亥の日、亥の刻に
餅を食べれば無病息災”に
由来するもので、中国から
伝来した意味合いに加えて、
日本の生活に馴染むように、
さまざまな意味を
持つようになりました。

昔の“こたつ”は
囲炉裏の火を落として
櫓(やぐら)を組み、
布団を掛けたもので、
しばしば火事の原因になった
といいます。

そうしたこともあり、
陰陽五行説の“亥”は
火を制する水の属性を持つことから、
“亥”の日に火を使い始めると
火事を防ぐと考えられていた訳です。

また、「亥の子の日」に
“亥の子餅”を食べるのは、
多産のイノシシにあやかって
子孫繁栄を祈願する
という意味があります。

現在でも、茶の湯の世界では、
「亥の子の日」に炉に火をくべる
“炉開き”が行われるところが多く、
新茶を初めて使う“口切り”を行い、
“亥の子餅”を食べる行事が
習慣となっています。

今年の「亥の子の日」は
11月6日です。

“こたつ”に限らず、
“ストーブ”、“ファンヒーター”
などの暖房器具の準備をするなら、
先人の教えから学ぶ
縁起の良い日を選ぶに
越したことはありません。

冬本番前の
初“こたつ”でいただく
熱燗は格別です。

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