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日本人にとって当たり前の光景、訪日外国人にとっては毎日がアメージング。
2023年(令和5年)
11月時点での訪日外国人は、
累計で2233万人に達しました。
コロナでの影響で
低迷していたインバウンド需要も、
円安の影響もあり、
加速度的に回復しています。
まず、訪日外国人が驚くのは、
ゴミ箱がないのに街が清潔なこと。
東京都心の高層ビルを抜けると、
突如として広がる下町の風情や、
街の景観に調和する京都の神社仏閣、
大阪道頓堀の派手な動く看板など、
それぞれの特徴的な
街の景観はもちろんのこと、
どこに行っても清掃が
行き届いていることは、
かなりアメージングな体験の
ひとつのようです。
異文化とのふれあいを通じて、
観光ガイドの
キレイな写真と同じだと喜び、
それ以上の新たな発見に
感動を覚える方も少なくありません。
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次に、
張り巡らされた鉄道網も
他所の国にはない日本の魅力。
時刻表通りにホームに到着する電車や、
誰も騒がない静かな車内、
小学生がひとりで電車通学する様子など、
初めて見る光景には
驚くことばかりのようです。
降車駅近くには必ずコンビニがあり、
夜遅くに帰宅する
女性が一人で歩いても
安全な環境にも驚くばかり。
また、
新幹線のスタイリッシュなフォルムや
静かな乗り心地、
選ぶのに迷うほど種類の豊富な駅弁も、
多くの外国人を魅了しています。
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2013年(平成25年)に「和食」が
ユネスコ無形文化遺産に登録され、
寿司、天ぷら、すき焼きなどが
和食の代表格として一気に認知。
その影響により
訪日観光客の国でも和食を食べさせる
“寿司レストラン”などは増えています。
しかし、店の経営者が
日本以外のアジア人ということも多く、
効率を優先して
修行経験の未熟なシェフが調理する
寿司や天ぷらは、日本のそれとは
まったくの別物。
訪日観光客に日本の寿司や天ぷら、
鉄板焼きなどをご馳走する
Youtubeの人気チャンネルなどを見ると、
自分たちが今まで食べていたものとは
明らかに違うことに
驚きを隠せない様子です。
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マグロといえば
“Tuna”しか知らなかった訪日客が、
1匹のマグロで、赤身、中トロ、
大トロ、ヅケなど、部位ごとの
味の変化を楽しむことは、
かなりの感動の瞬間。
出世魚のハマチとブリ、
カンパチなどかなり似た味ですが、
旬の時期、産地、
サイズなどによって脂のノリや
身の引き締まり方が異なるなど、
海外の大雑把な“魚”認識とは異なり、
日本での“魚を食べる体験”は
その繊細さへの感動となります。
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かつて、
海外の日本料理レストランでは
“ジャパニーズ・SAKE”が
提供されていました。
日本酒とは異なる合成酒で、
その体験によって
“日本酒は美味しくないもの”との
認識が定着してしまったようです。
しかし、
日本に来て、寿司をつまみながら、
それに合う辛口の冷酒を口に含むと、
それまでの日本酒の印象は
“日本酒って、こんなに
美味しいものだったのか”へと
大きく変わります。
なにげない私たちの
毎日の暮らしは、
訪日観光客からすると、
羨望の眼差しに満ち溢れるもの
ばかりのようです。
ハレの日や贈答にいかがでしょうか。
「菊正宗 超特撰 純米大吟醸 嘉宝 720mL」
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