能登半島地震の影響による配送について_菊正宗ネットショップ

お客様各位

平素は多大なるご愛顧を頂きまして誠にありがとうございます。

1月1日(月)夕方に発生した能登半島地震の影響により、ヤマト運輸様から以下のとおり連絡がございました。

お荷物のお届けに大幅な遅れが生じております。また、一部地域において、お荷物の集配と営業所の営業を停止させていただいております。

■お荷物のお預かりを停止させていただく地域
・全国から石川県の一部、富山県の一部あて
・石川県の一部、富山県の一部から全国あて

■お届け業務を停止させていただく地域
・石川県の一部、富山県の一部にて、集配停止により、お荷物のお届けを停止させていただきます。
(上記地域の取次様へのお荷物のお持ち込み、お引き取りの受付も停止させていただきます。)

■直営営業所の営業停止
・石川県の一部の直営営業所にて、お荷物のお持ち込み、お引き取り対応業務を停止させていただきます。

■お荷物のお届けに遅れが生じる地域
・全国から石川県の一部、富山県の一部あて
・石川県の一部、富山県の一部から全国あて

上記以外の地域でもお荷物のお届けやお預かりに遅れが生じる可能性がございます。
詳細は、「お荷物の集配および営業所の営業状況について」をご確認いただきますようお願い申し上げます。

大変ご迷惑をお掛けしますが、ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

江戸時代と現代のお正月の迎え方と過ごし方。実は、あまり変わっていません。

生活様式の変化に伴って、より便利に楽になった年末年始。

長い歴史の中で培われ、
現在のような年末年始の形が
確立されたのは江戸時代。

簡単にまとめると、
1年間の汚れや穢れを落として、
新年にお越しになる年神様を招き入れ、
松の内を過ぎて年神様が
山にお帰りになる一連の行事です。

その節目が“正月”ということになります。

須佐之男命(すさのおのみこと)と
神大市比売(かむおおいちひめ)の
間に生まれたのが大年神(おおのとしのかみ)。

年神様という呼び名で祀られる
豊作を司る穀物神で、
毎年正月に家にやってくる来訪神です。

農業立国であった江戸時代、
五穀豊穣や子孫繁栄を
祈願する行事はとても重要で、
当時の人々の生活の中に
溶け込んでいました。

江戸時代、旧暦12月13日の
“正月事始め”に正月を迎えるの
準備を開始します。

まずは1年分の煤で汚れた家の“煤払い”。

今は吸引力の強い掃除機をはじめ、
油汚れ、風呂の水垢、トイレの黄ばみなど
汚れの質に特化した洗剤などで
頑固な汚れも簡単に落とせる
便利な時代になりました。

また昔は、年神様をお迎えする際の
依代(よりしろ/目印)となる門松を
つくるために山に松を採りに行きましたが、
今はマンション住まいも多く、
門松を玄関先に出す光景も
あまり見かけません。

しめ縄は年神様をお迎えする神聖な場所の
目印になるとともに不浄な悪霊を
入れない結界という意味で玄関に張られ、
鏡餅は年神様がお越しになった際の
御神体の役割を持ちます。

併せて、年の変わる時間に
撞かれる除夜の鐘、新年の朝に見るご来光
家族揃って食べるおせち料理やお雑煮など、
どれも年神様をお迎えすることに
関連した習わしです。

これら一つひとつの行事は、
現在も変わらず行われています。

近代になって産業構造が大きく変わり、
年神様を祀る意識は薄れ、
新たな気持ちで新年を迎える、
もしくは漠然と神様にお詣りするなどへと
徐々に意識も変わってきました。

新型コロナの影響で、
初詣の節分辺りまでの分散参拝が推奨され
お守りは通販扱いとなったところもありました。

そんな中で生まれたのが、
ネットを通じたデジタル参拝ですが、
やはり現地で実際にお参りしないとご
利益がないと考える方も多く、
来年の三が日は多くの参拝客で
賑わうことが予測されています。

実は江戸時代、初詣はあまり一般的な
行事ではありませんでした。

というのも、正月は年神様をお迎えするので
参拝する神様は
家の中にいると考えられたからです。

年神様をお迎えするために恵方にある
神社仏閣に参拝したことが
初詣の原型ともいわれ、
正月行事として定着しました。

東京・愛宕神社や京都・東本願寺などが
お賽銭のキャッシュレス決済を導入。

インバウンドの参拝客を見越しての対策で、
今後、全国に普及する傾向にあるようです。

日本人にとってやや違和感はありますが、
何十年か後には当たり前の
参拝作法になっているのかも知れません。

兵庫恋錦 特別純米酒 原酒 720mL」。
好評につき、600本蔵出し。2024年1月9日以降の出荷となります。

菊正宗ネットショップはこちらから。