嘉納治五郎物語⑤
“柔道”が軌道に乗り、新たに教育者として一歩を踏み出す。

“柔道”の概念も固まり、 門人が集まり始めました。 1879年(明治12年)、 「治五郎」は、 父の治郎作と交流のあった実業家の 渋沢栄一からの依頼により、 渋沢の飛鳥山別荘にて、来日中の アメリカのグラント前大統領の …

嘉納治五郎物語④
「嘉納治五郎」の代名詞ともいえる、“柔道”誕生の瞬間。

ようやく柔術を学ぶ道場へ。 そこで培った反骨精神。 父に“柔術を習いたい”と 懇願したものの、 習う当てがあった訳ではありません。 しばらくはずっと、 柔術の師匠探しが続きました。 “整骨をする人は、 昔の柔術家の名残” …

嘉納治五郎物語③
新都東京の新しい文化に触れて芽生えた旺盛な学習意欲。

新しい東京での生活がスタート。 名前も、「伸之助」から「治五郎」へ。 1871年(明治3年)、 明治政府に招聘されていた 父の元に身を寄せるように 新たにスタートした新都東京の生活。 廃藩置県直前で、街行く人は 刀を差し …

嘉納治五郎物語②
嘉納家という“背骨”が、「嘉納治五郎」の豊かさを育む。

「嘉納治五郎」の才能を開花させたのは、 嘉納家に生まれたこと。 豪商である嘉納家の分家筋に生まれた 「嘉納治五郎」。 その生涯に大きく影響を与えたのは、 やはり嘉納家の存在でした。 江戸時代末期、 日本一の酒どころ灘は、 …

嘉納治五郎物語①
近代日本の多くの礎を築いた「嘉納治五郎」の根っこ。

「嘉納治五郎」の名を冠した 灘の生一本「治五郎」、 いよいよ発売開始です。 2021年6月15日、 東京オリンピックを記念した “上撰 灘の生一本「治五郎」720㎖” の発売が始まります。 この商品名は、 菊正宗と深い縁 …