「菊正宗 灘の生一本(2020灘酒研究会) 特別純米酒 720ml」

灘酒プロジェクトとして、
今年も菊正宗から、
原料米に幻の酒米
と言われる兵庫恋錦を
100%使用した特別な
「灘の生一本」を発売。

「灘酒研究会 酒質審査委員会」で
各社商品の酒質特長を審査し、
適切であると認められた
個性ある味わいを
ぜひお楽しみください。

生もと造り特有の押し味と
キレの良さを併せ持つ
おだやなか香りのお酒です。

数量限定、季節限定。

ご注文はお早めに!!

10月7日は、流通を大きく変えた「バーコードの日」。

バーコードの起源は、約70年前の発明から。

流通小売業界に
大きな変化をもたらすこととなった
バーコードですが、
10月7日が「バーコードの日」
というのをご存知ですか。

これは、アメリカで
バーコードの特許が認められ日
を記念したもので、
なんと約70年前の
1952年(昭和24年)の出来事で、
バーコードを発明したのは、
アメリカのペンシルベニア州の
大学で学ぶ2人の大学院生。

発明時は、現在のように
黒い線が並んだものではなく、
黒い線の太さが異なる
円形のバーコードでした。

しかし、その研究が
実用化されたのは、15年経った
1967年(昭和42年)で、
アメリカの大手スーパーが
レジの行列を解消する目的で導入し、
それから徐々に普及していきました。

実用化に時間がかかったのは
読取リーダーの開発が
できていなかったためで、
特許はバーコード理論の
概念的なものだったようです。

アメリカでのバーコード普及を受け、
その後日本でも
普及しはじめることとなります。

バーコードは、
数字や文字、記号などの情報が
一定の規則にしたがって、
黒い縦縞と数字で構成された
“一次元コード”に変換されます。

その種類は多く、
一般的に流通しているものや
特定業種でのみ使用されるなど、
用途や目的に応じた情報が
盛り込まれています。

よく使うQRコードも
バーコードの一種の
“二次元コード”です。

一般的にスーパーマーケットに並ぶ
商品に印字され、
会計時に読み取られているのは
“JANコード”と呼ばれる
バーコードで、
これを読み取ることで、
どの国の、どの事業者による、
どの商品かなどを
知ることができます。

ちなみに最初の2桁の数字は
国コードで、日本は
“45”か“49”を使用。

一度ご確認してみてください。

また、巨大倉庫内の商品ピッキングや
宅配便業者の物流管理でも、
バーコードは欠かせない
存在といえます。

 

流通小売業態の変遷に大きく関わっているのは、支払方法の技術的な進化。

私たちの買い物のスタイルは、
コロナ禍によって今まで以上に
ネット通販に大きくシフトしました。

過去を振り返ってみると、
時代の流れに伴って、
流通小売業態は幾度となく
大きな変貌を遂げています。

江戸の昔より、往来に面して
路面店を営んでいた八百屋や魚屋が、
“市場”や“商店街”という
買い物の集合体へ、
財力のあった呉服屋などは、
百貨店へと大きく様変わり。

そして戦後の復興を経て、
高度経済成長の勢いとともに、
流通小売業態は
多様化していきました。

たとえば、地域密着の
小規模スーパーマーケットから
全国展開のスーパーチェーン、
そして映画館をも併設した
複合的な大型商業施設に…
より利便性の高い個店や
スーパーマーケット、飲食店、
アミューズメントを
ひとつにまとめた複合施設へと
その規模や内容を変化。

また、安売りに特化した
大型ディスカウントチェーン、
家電量販店や
大規模ホームセンターなど、
実に多くの小売りスタイルが
林立、統合、淘汰を
繰り返しています。

いろいろな物が安価に揃う
100円圴一ショップ、
24時間営業の
コンビニエンスストアも、
時代が生み出した
新しい流通小売業態の
ひとつといえます。

こうした流通小売業態の変遷には、
購入時の支払方法の進化が
大きくかかわっています。

昔は現金払いが主流だったものが、
高度経済成長期に前後して、
高額なテレビや冷蔵庫などの月賦払い
(正しくは割賦販売の月払い)
が利用されはじめ、
やがてクレジットカードを使った
分割払いが当たり前となり、
最近はポイント還元がある
キャッシュレス決済など、
精算方法のバリエーションが
豊富になりました。

そしてその背景にあるのが、
会計時の計算能力の
飛躍的な進化です。

もともと暗算やソロバンを使って
会計時の計算をしていましたが、
庶民でも買える
手頃な価格の電卓が登場し、
機械式レジスターも
電子式レジスターへと
進化しました。

そして、流通小売業態に
劇的な変化をもたらしたのが
バーコードの登場です。

商品に印字された
バーコードを読み取って
入力の手間を省くとともに、
売上管理や集計をしてくれる
POSレジが導入され、
最近では店の省力化と
お客様の利便性を兼ね備えた
セルフレジも登場。

ここ最近導入された
スマホを使った
キャッシュレス決済でも、
QRコードの読み取りによる
素早い精算が可能となりました。

スマホで幅広く活用される
QRコードを利用した
QRコード決済。

菊正宗ネットショップの
PayPayのお支払いにも
ご利用いただけるので、
マイナポイントキャンペーン
実施期間中の今こそ、
お買い物を存分にお楽しみください。

QRコードについては、
また次の機会に詳しく紹介します。

全国一斉日本酒で乾杯!~灘五郷ほろ酔いまつり~

■美味しい灘のお酒を用意して、
みんなで家呑みを楽しもう!■

灘五郷酒造組合主催のイベントが
今年はオンラインで開催されます。

※YouTube Live
(視聴無料。但し通信費は
視聴者各自のご負担となります)

◎日時
2020年10月3日(土)
13:30~16:00

◎配信方法
YouTube Live(視聴無料)
▼配信のURL
https://youtu.be/Y9Q7eSR9QTE

◎プログラム
◆若手蔵人トークセッション
◆酒蔵バンド 酒なベイベーズ
「GI灘五郷の唄」紹介
◆全国一斉乾杯
(YouTubeをご覧の皆さまとゲストが一緒に乾杯します!)
◆スペシャルトークショー
(掛布さん、高野さん、松村さんが日本酒の魅力を語ります!)

主催:灘五郷酒造組合
参加蔵元:8社
大関、沢の鶴、辰馬本家、白鶴、
福寿、浜福鶴、櫻正宗、菊正宗

今年の「中秋の名月」は、10月1日。2020年は、少し遅め。

1年に何度かある満月の中で、「中秋の名月」が注目される理由。

一度くらいは、
“なぜ、あんなに大きな月が、
夜空に浮かんでいるのだろうか”
と考えたことはありませんか。

月だけでなく数多くの宇宙の謎は
科学的に解明されているとはいえ、
大きな月が夜空に輝いている姿は、
理屈抜きに不思議な感じがします。

この感覚は
“金属の塊が空を飛ぶ”
“鉄の塊が水に浮く”という
飛行機や大型船舶を見て、
ふと感じる疑問に似ています。

科学的な解明が進んだ
現代にあっても、そんな疑問が
頭をよぎるのですから、
まったく科学の知識がない
太古の昔であれば、
なおさら神聖なものに映り、
月の色がいつもとは違ったり、
大きく観えたりすると、
“月が落ちてくる
予兆かもしれない”
と考えられていたとしても
不思議ではありません。

さて、そんな月が一年で
一番注目されるのが
「中秋の名月(十五夜)」で、
今年は、10月1日(木)です。

「中秋の名月」
についておさらいを少し。

月が満ちて欠けるまでを
1周期とした時、
新月の日を1日目としたときの
ちょうど真ん中の15日目が
十五夜で「中秋」です。

今年の満月は
10月2日6時05分なので、
“中秋の名月”であって
“中秋の満月”ではありません。

2021年から2023年が
「中秋の名月」と
満月の日が一致、
それ以降の年は、
満月が1〜2日遅れて
やってきます。

旧暦では7〜9月が秋とされ、
その3ヵ月間のちょうど真ん中の
8月15日が「中秋」なので、
月の満ち欠けに関係なく、
“旧暦8月15日の月”
ということです。

「仲秋」と書く場合は、
「7月(初秋)、
8月(仲秋)、
9月(晩秋)」の
8月の別称である仲秋を指し、
本来は“仲秋の名月”
とはいいません。

なお、「中秋の名月」は、
9月7日から10月8日に訪れ、
今年は少し遅いようです。

一年を通して月は見えますが、
夏の月の軌道は低く、
逆に冬の軌道は高すぎるため、
ちょうど見上げるのに
適した高さが春と秋。

“春霞”“秋晴れ”
の言葉でわかるように、
天気の優れない春よりは
天気の良い日が多い秋の月見が
季節行事として
定着したとされています。

「中秋の名月」の行事、
かつては高い位の貴族達の間で
行われていた風習が、
江戸時代になって
庶民の間に広まり、
一般的な行事へと
転じていきました。

稲の豊作祈願のお祭り説や
古代中国の月を見る行事が
平安時代に伝来した説など、
その起源は諸説あります。

実際には、月に見立てた団子に
すすきをお供えして、
名月観賞の後、月にあやかって
家族で食べるという習わしが
昔ながらの行事スタイルと
されています。

 

最近の月に関する大きな話題は、“スーパームーン”。

ここ最近、
よく見かける月の話題のひとつが
“スーパームーン”。

これは月の軌道が楕円で、
地球への最接近と
満月が重なった時の現象で、
月が最大限に
大きく見えることです。

ちなみに、“スーパームーン”は
占星術由来の言葉で、
正式な天文用語ではありません。

“スーパームーン”の時に
“今夜はストロベリームーン”とか
“最大サイズのピンクムーン”など
表現したニュース報道を耳にします。

これは月がピンクなどの色に
見えるということでなく、
アメリカの農業暦にも採用された
ネイティブアメリカンが使っていた
各月の満月につけられた
名前によるものです。

たとえば、9月は
“ハーベストムーン(収穫月)”や
“コーンムーン(トウモロコシ月)”、
10月は
“ハンターズムーン(狩猟月)”や
“ダイインググラスムーン
(枯れ草月)”など、
各月の満月に名前がつけられ、
1ヵ月に満月が2回ある場合の
2回目の満月を“ブルームーン”
と呼んでいます。

ちなみに、2020年のスーパームーンは
4月8日でした。

逆にもっとも小さい
“マイクロムーン”は
10月31日に見える予定なので、
ぜひ夜空を見上げてみてください。

“スーパームーン”とくらべると
15%ほど小さいとのことで、
意外とその小ささが
新鮮かも知れません。

今年はとくに厳しかった猛暑が
ようやく和らいで、
朝夕に涼しさを
感じるようになりましたが、
まだまだ外出は
控えた方がいいようです。

涼感を肌で感じはじめる
夕方にぴったりの
𤏐酒を用意して、
縁側やベランダで、
盃に月を映した“月見酒”や、
菊の花を浮かべた“菊酒”と
洒落込んでみては
いかがでしょうか。

酒税改正で、日本酒は段階的に減税されます。

PackShot – stock.adobe.com

酒税改正により、ジャンルごとの酒税が統一されることになります。

10月1日より、
日本酒の酒税が下がります。

厳密には、
2018年(平成30年)の
酒税法改正によって
ビールの定義が変更
されたのを皮切りに、
今回の2020年(令和2年)
10月に加え、
2023年(令和5年)10月、
2026年(令和8年)の
それぞれ10月に、
3段階に分けて酒税が変更されます。

この酒税改正は、類似する酒類の
税率格差を解消して、
税負担の公平性を保つ
というのが大きな狙いで、
消費者や酒類製造業者ヘの
影響に配慮して、
いきなり変更するのではなく、
経過時期を十分に確保しつつ、
段階的に進められることになります。

具体的には、
醸造酒類の“日本酒とワイン”、
発泡性酒類ビール系の
“ビールと発泡酒、新ジャンル”、
発泡酒類低アルコール蒸留酒系の
“チューハイ、サワー、カクテル等”
の税率を統一するというものです。

財務省の税制改正
(平成29年度版)によると、
350㎖換算で次のような
価格設定が示されています。

【日本酒とワインの350㎖換算の酒税額】

2023年10月に醸造酒類として
酒税額は一本化が完了し、
2026年10月の改正はなし。

日本酒は減税、
ワイン等の果実酒は増税となります。

  • 日本酒
    (現行)42円
    (2020年)38.5円
    (2023年)35 円
  • ワイン
    (現行)28円
    (2020年)31.5円
    (2023年)35円
【ビールと発泡酒、新ジャンルの350㎖換算の酒税額】

2018年酒税改正時点で、
すでにビールの定義を変更。

原料の麦芽比率が約67%以上
(全体の2/3以上)でない場合は
“発泡酒”とされていたものが、
この改正で麦芽比率が50%以上
のものは“ビール”に分類。

また、麦芽比率に関係なく、
認められた原料以外が加わると
“発泡酒”に分類されていたのが、
果実や香辛料、ハーブなどを
加えても“ビール”に分類。

ただし、追加した原料が、
麦芽量の5%を超えると
“発泡酒”となります。

酒税改正後は、ビールは減税、
発泡酒、新ジャンルは増税となり、
2026年時点で、
ビール系発泡性酒類として
酒税率は統一されます。

  • ビール
    (現行)77円
    (2020年)70円
    (2023年)63.35円
    (2026年)54.25円
  • 発泡酒
    (現行)46.99円
    (2020年・2023年)現行維持
    (2026年)54.25円
  • 新ジャンル
    (現行)28円
    (2020年)37.8円
    (2023年)発泡酒に統合
【チューハイ、サワー、カクテルの350㎖換算の酒税額】

2026年10月に
発泡酒類低アルコール蒸留酒系
として酒税額は一本化。

チューハイ、サワー、カクテル等は
増税となります。

  • チューハイ、サワー、カクテル
    (現行)28円
    (2020年・2023年)現行維持
    (2026年)35円

取り扱う店舗によって
小売価格が異なるため、
断定はできませんが、
日本酒、ビールは値が下がり、
発泡酒や新ジャンル、チューハイ、
サワー、ワインは値上がりする
可能性があるといえるでしょう。

当時、生活必需品であった酒類は、安定した税収の要とされていました。

酒税の歴史はかなり古く、
日本酒の売買が
盛んに行われるようになった
室町時代にまでさかのぼります。

明確に制度化されたのは
江戸時代になってからのこと。

当初は、現在の酒税にあたる
“酒造株制度”を導入して
酒造統制を行っていました。

そして、さらに税収を得るために、
造り酒屋の営業税と
酒造株の免許の発行手数料として
“酒運上(さけうんじょう)”
という制度を導入。

ところが、この“酒運上”は
酒の価格の5割という
高額なものだったため、
酒造業者が生産を控えることとなり、
酒の価格が高騰。

思ったほどの税収が得られないため、
わずか10年ほどで
“酒運上”は廃止されました。

江戸から明治になり、
近代的な税の体系が整備される中、
依然として“酒類税”は残り、
現在の酒税法の原点となっています。

とくに明治中期は、国税において
酒税の割合が3〜4割を占め、
税収1位の座を
保ち続ける時代でした。

その背景には、酒類が生活必需品で、
当時日本で一番多い商工業製品
ということに加え、
ほとんどが国内消費という
貿易摩擦を生まない
理想的な商工業製品
であったことがあげられます。

酒税は国の大切な財源の
ひとつに位置づけられています。

税に関しては、さまざまな
意見もあろうかと思いますが、
今回の酒税改正により、
日本酒の税金は少しだけ
お安くなっております。

おトク気分と一緒に、
日本酒をお楽しみくださいませ。

 

菊正宗ネットショップからのご案内

2020年10月からの
酒税税率変更に伴い、
弊社一部商品を除いて
販売価格を変更いたします。

それに伴って、対象となる商品
(一般用日本酒単一販売)に限って、
10月1日以降の出荷分については、
10月になってからのご注文
とさせていただくこととなります。

具体的には、販売価格が変更
となる対象商品については、
9月28日(月)から
9月30日(水)までは
Webからのご注文が取り扱えない
ことをご了承ください。

お電話での注文については、
ご注文時に弊社出荷日を確認の上、
承りますのでお問い合わせください。
(クレジットカード、AmazonPay、
PayPayでのお支払いは除きます。)

また、一部の価格据え置き商品
につきまして、昨今の原材料費、
輸送費、人件費、印刷代等の
高騰により、本来、
値上げするべきところを
見送っていた商品となります。

そのため、今回の酒税法改正において
、価格を据え置かせていただいたこと
を予めご了承ください。